皮革を知る

多くの人が憧れの革張りの家具。
種類やお手入れ方法をご紹介します。

皮革を知る

革張りのソファやイスは多くの人が憧れる家具。原皮の状態で滑らかできめが細かく、虫さされや傷のあとがないものが良質な革となります。
加工方法によっても見た目や肌触りに違いが出ます。

革の種類

革の風合いは加工方法によって変わります。

  • スエード
    銀面(※)の裏側をサンドペーパーなどで起毛させたもの。
  • バックスキン
    本来は鹿の銀面(※)を起毛させたもの。現在はスエードと同じ意味で使用されています。
  • ベロア
    スエードと同じく革の裏側を起毛させたもの。スエードよりも毛足が長いのが特徴です。
  • ヌバック
    牛革の銀面(※)をサンドペーパーで削り、ビロードのような風合いに仕上げたもの。
  • サドルレザー
    タンニンなめしで仕上げた牛革で、耐久性に優れ使い込むほどに味わいが増します。
  • リサイクルレザー
    廃材となる革チップを細かく刻み、特殊な溶剤で固めたもの。

※銀面:革の表面のこと

人工皮革と合成皮革

風合いは本革には及びませんが、はっ水性に優れ、汚れにくいという特徴があります。

人工皮革

皮革のコラーゲン繊維構造に似た特殊不織布を基材として用いて、ポリウレタンを浸透させたもの。
主にバッグや靴に使われます。

合成皮革

基材に人工皮革で用いる特殊不織布以外のものを用いたもの。
ソファの張り地に使われることの多い素材です。

PVC

塩ビレザー。合成皮革と構造は同じで、表面に塩化ビニル樹脂が塗られています。
汗の塩分や紫外線に強いという特徴があります。

総革張りと一部合成皮革の違いとは?

革張り製品は部分的に合成皮革を用いることで価格を抑えることが可能です。
体に触れない背面などに使えば、高級感を損なうこともありません。
しかし異素材を張り合わせているため縫製がほどけやすく、長く使う間に色調が変わってしまうことも。
気に入った家具をできるだけ長く愛用したい、と考えているならば、やはり総革張りがおすすめです。


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