インテリアのはなし インテリアのはなし

インテリアのお役立ち情報をお届け

マットレス有名ブランドの レガリア、シモンズ、フランスベッド。 失敗しないマットレスの選び方

ブランド名、スプリングの種類、価格……マットレスを選ぶとき、何を基準に選びますか? 数年後にも「これを選んでよかった!」と思えるようなマットレスと出会えるように、眠りの専門家である大塚家具の『スリープアドバイザー』に選び方のポイントを聞きました。

2023/07/26

ブランド名、スプリングの種類、価格……マットレスを選ぶとき、何を基準に選びますか? 数年後にも「これを選んでよかった!」と思えるようなマットレスと出会えるように、眠りの専門家である大塚家具の『スリープアドバイザー』に選び方のポイントを聞きました。

商品の先入観なしで、まずは体感してみること。

マットレスを買いたいときに、最初にやるべきことは?

極端な話に聞こえるかもしれませんが、ブランド名やスプリングの種類、価格などに先入観をもたないで、いろいろなマットレスに横になって試していただくことが大事だと思います。

 

「あのスプリングの種類は人気がある」「○○ホテルで使っているから」「○○さんがいいと言っていた」など、情報をたくさん入れて頭でっかちにならないで、とにかく身体で寝心地を体感しながら選んでいただくことが、失敗しないマットレス選びのポイントだと思います。

 

大塚家具ではシングルサイズで1万数千円から約100万円まで、いろいろなブランドの幅広い価格帯のマットレスを取りそろえて展示していますが、どれもおすすめできるものばかり。
もしも、2万円のマットレスのほうが、100万円のマットレスより寝心地がいいと感じられたら、そちらをおすすめします。機能やスペックは、あくまで裏付けなんですよ。

 

一方で、事前に考えていただきたいのは、今の寝具でのお悩み。「いびきがひどい」「寝返りが多くて眠りが浅い」「横になったときに肩が痛い」など、改善したいポイントを整理しておくとマットレス選びがスムーズになると思います。

自分の好きな寝心地を知るための3モデル。

大塚家具のショールームで、寝比べてみるのにおすすめのマットレスは?

大塚家具では、多くのマットレスを展示して、体感していただけるようになっています。日本で名の知れたブランドはほぼ揃っていて、その中から合うものを選んでいただけます。

 

当然ですが、お客さまがお好きな寝心地というのは、私たちには分かりません。さらに、ご自身も気づいていないこともあります。
正しい試し方をご説明して、いくつかマットレスをご紹介しますが、それはお好きな寝心地を知ってもらうための道筋づくり。選ぶのはお客さまです。

 

今回は、シモンズ、フランスベッド、レガリアというブランドから、スタンダードなマットレスを1つずつ選んでみました。ずばりこの3台がおすすめということではなく、この3つ試せば自分の好きな寝心地が分かってくるというモデルですね。

<1>シモンズのスタンダードマットレス「ゴールデンバリューグレーシャスP」

まずは、シモンズのスタンダードモデル『ゴールデンバリューグレーシャスP』。旅行雑誌などのホテル紹介文に「シモンズのベッドを使用」などと書かれている場合は、このモデルがベースになっていることが多いです。
シモンズと言えばポケットコイルと言われる、その寝心地を試していただけます。

 

大塚家具との共同開発モデルですが、側生地には国産のニット生地を使っています。『タックアンドジャンプキルト』といって、縫い目が極力少なくなるような工夫をして、表面のフワッと感を追求したロングセラーモデルですね。

<2>王室御用達ブランド、スランバーランド(フランスベッド)の『SL-CL4000』

次は、フランスベッドと業務提携している、スランバーランド社のモデル『SL-CL4000』。スランバーランドというブランドの認知度は日本では高くないのですが、イギリスの王室御用達ブランドです。日本向けのマットレスは日本で製造されています。

 

2層3段(一体型)に重ねたスプリングと豊富なクッション層で上質な寝心地を実現するマットレスと専用ボトムクッションのセットです。

 

ボトムクッションを合わせてお使いいただく事で、クッション性と耐久性を高め、より快適な睡眠をサポートします。※ボトムクッションは脚付きです。

<3>フィット感バツグン、レガリアのノンコイルマットレス『アリア』

最後は、レガリアの人気モデル『ロイヤルティ PO FR』。8インチのポケットコイルを使ったマットレスは、身体の凹凸にしっかりフィットし体圧分散性に優れたやさしい寝心地に仕上がっています。

 

寝姿勢の状態で体重の50%以上の荷重がかかる脊椎に高反発素材を配置するセンターサポート仕様で腰の落ち込みを防ぎ正しい寝姿勢を保つことができます。

 

体感していただくと分かりますが、仰向けでも、横向きでもフィット感はバツグン。レガリアらしいふわっとした寝心地のマットレスです。
お二人でいらっしゃったら試していただきたいのですが、二人一緒に座って、一人がポンと跳ねてもその振動が伝わらないのが分かると思います。

 

通気性を心配されるかたも多いのですが、通気性に配慮した側生地の素材や熱がこもりにくい素材を使っています。

「5ゾーン・ピンホール」仕様の「硬質キングスフォーム」は荷重に合わせて5つのゾーンに分けて硬さを変えた素材です。無数のピンホールが通気性を保ちつつ、フィット感をアップしています。

 

シモンズ、フランスベッド/スランバーランド、レガリアのこの3モデルのマットレスを試せば、自分の好きな寝心地の方向性が分かってくると思います。そして、試すときは、ぜひ、ベッドにしっかりと横になって、仰向け、横向き両方で試してみてください。

 

実は私も他の家具店に行ったとき、勇気がなくて横になりづらいと感じたので、気持ちはよく分かるんです。でも、マットレスメーカーの方ともよく話をするのですが、「座り心地の悪いマットレスは、寝心地がいい」と。
座ってかたさをチェックしたり、膝で押してみたりだけでは、本当の寝心地は分からないんです。

 

私は、お客さまが最終的に1つを選ばれる前には「検討しているモデルで、少なくとも7分間は横になってください」とお願いします。しっかりと体感していただいて、3年後、5年後にも後悔しないマットレスを選んでいただきたいですね。

======================================
レガリアの紹介ページはコチラ
https://www.idc-otsuka.jp/extra/regalia/
======================================

*記事中で表示した商品については、商品モデルの入れ替えなどに伴い、内容が変更になる場合もあります。

アンダー10万円のおすすめマットレス

ベッドのマットレスは多くの商品が市場に出回っているため、いざ購入するにしてもどれにするか悩んでいまします。頻繁に買… 記事を見る

プロが選ぶ!快眠できるおすすめマットレス

自宅で過ごす時間が増え、睡眠環境を見直したいと考える方も多いのではないでしょうか。

睡眠の質を左右す… 記事を見る

ボトムクッションベッドのおすすめをご紹介|失敗しない選び方を解説

おすすめのボトムクッションベッドとその選び方について解説します。ボトムクッションは、マットレスを重ねて使うクッショ… 記事を見る

インテリアのはなし

インテリアのはなし編集部

大塚家具のインテリアのはなし編集部では、家具の選び方やレイアウトのコツ、お手入れ方法などインテリアについてのお役立ち情報をお届けしています。

Recommended/おすすめ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

インテリアのはなしの最新の話題をお届けします。