掛け布団カバーは肌に直接触れる部分なので、肌触りが重要なポイントになります。ゴワゴワした感触があると寝心地も悪く、良い睡眠環境に繋がりません。 寝心地の良い空間を作るためには、掛け布団カバーのデザインだけではなく、肌触りの心地良さもチェックしながら選びましょう。

掛け布団カバーの素材にもいろいろな種類がありますが、肌に馴染む素材を選ぶとリラックス効果もアップします。肌触りや生地の感触には好みもあると思いますが、固い触り心地よりも柔らかい方が、身体へのフィット感が増して保温性にも繋がります。

寝室は1日の疲れを休める大切な場所でもあるので、リラックスできる空間にすることで、睡眠の質の向上にも繋がるでしょう。掛け布団カバーの色もリラックスには必要な要素ですが、ふんわり身体を包み込んでくれる、優しい肌触りも意識して選んでみてください。

掛け布団カバーには、シルクや綿、ポリエステルなど様々な素材のものがあります。肌触りと機能性を重要視するなら綿素材の掛け布団カバーを選ぶことがおすすめです。

湿度調整をしてくれる綿素材は吸湿発散性に優れており、通気性も抜群です。汗をかく夏の季節でも快適な睡眠環境をキープしてくれます。

毎日肌に触れる掛け布団カバーなので、洗濯のしやすさも大切なポイント。綿の掛け布団カバーの中には、洗濯をしてもシワになりにくい加工がされているものもあります。

エジプト超長綿は、世界3大綿のひとつに数えられているほど、世界中で品質の高さが評価されている生地です。一本の繊維が長く丈夫な細い糸でできているので、軽くてしなやか。

綿素材の中でも吸湿発散性が高く、気温が高く蒸し暑い夏でもサラッとた肌触りをキープしてくれます。なめらかな肌触りだけでなく、光沢感もあり上質な見た目でお部屋のインテリアも上質な雰囲気にしてくれることが特徴です。

暑い季節は汗をかく量も増えるので、吸湿発散性や通気性の高いリネンやガーゼ素材、テンセル®︎の掛け布団カバーを使うと快適に過ごせます。季節に合わせて掛け布団カバーを使い分けることもおすすめです。

夏は汗をかきやすく湿度も高いので、通気性の良い素材がおすすめです。リネン（麻）やガーゼ素材の掛け布団カバーは通気性が抜群で、さらりとした肌触りで、暑い夜を快適にしてくれます。 特にリネンは吸湿・放湿性に優れおり、吸湿発散性は綿素材の4倍。リネンの繊維は中に空洞がある中空構造なので、吸水した水分を素早く発散できるのです。そのため、梅雨の洗濯ができない時期でも部屋干しですぐに乾いてくれます。 また、ガーゼ素材はふわっと軽く肌触りも優しく身体にフィットしてくれます。吸湿発散性にも優れているので、洗濯しても乾きやすくメンテナンスも楽です。夏のジメッとした湿気の多い環境でも快適な睡眠をサポートしてくれるでしょう。

リネンやガーゼ素材も人気ですが、最近ではテンセル®︎も人気が高まっています。テンセル®︎はユーカリから作られた天然繊維で、透湿性・吸湿性・放湿性が高く、消臭機能にも優れた素材です。 寝ている間に出た汗を素早く吸収して発散してくれるので、暑い夏の夜にもピッタリ。それだけでなく、ダニやバクテリアの菌の繁殖も防いでくれるので、肌の弱い赤ちゃんにも最適な素材です。 生地の刺激が気になる方や敏感肌の方は、機能性抜群の天然素材のテンセル®︎もおすすめしています。

掛け布団カバーの肌触りは使い心地の面でとても大切ですが、掛布団カバーは視覚効果も大きいため、カラーコーディネートも重要です。それぞれの色にはイメージがあり、そのイメージをおさえておくことで、自分にとって快適な寝室を作り上げることができます。

基本的には「アースカラー（自然に近い色）」で寝具を揃えると落ち着きリラックスできる空間を演出できます。例えば木の緑、海や空の青、大地の茶色などです。

ベージュ

ベージュはリラックスしやすい色で、神経を落ち着つかせ、筋肉の緊張をほぐし、柔らかく優しい雰囲気を与えてくれます。

グリーン

青々とした木々の色でもあるグリーン。ストレスを緩和してリラックスさせてくれます。また、グリーンでもビビッドなグリーンではなく、柔らかな淡い緑だとなお良いでしょう。

ブルー

落ち着きたい、冷静になりたい、そんな時には静寂と安定のイメージのあるブルーがおすすめです。寝具に取り入れるなら淡いブルーがおすすめです。

ピンク

ストレスを和らげ、落ち込んだ気分を持ち直して優しい気分にしてくれます。ビビッドなピンクではなく薄いピンクにしましょう。

ラベンダー

ラベンダーの花のように癒しを与えてくれます。疲れて張り詰めた心を解きほぐすと同時に、想像力が湧くとも言われています。落ち着いて読書をしたいという方にもおすすめのカラーリングです。

寝室は落ち着いて体を休める場所であるため、落ち着いたアースカラーで揃えるのがおすすめですが、反対にビビッドで刺激的な色は神経を刺激してしまいます。ただし、全体的ではなく、差し色程度に留めておく分には支障はないでしょう。

ここからは選び方のポイントにもとづいて、おすすめの掛け布団カバーをご紹介します。もし気になるアイテムがあればぜひチェックしてみてください。