目次
- 1 フィット感に優れた低反発枕。
耐久性や通気性に優れた高反発枕。 - 2 「低反発」素材の特徴
- 2.1 オーダーメイドのようなフィット感が気持ちいい低反発枕
- 2.2 低反発枕のメリットは?
- 2.3 低反発枕のデメリットは?
- 3 「高反発」素材の特徴
- 3.1 首や頭をしっかりとサポートしてくれる高反発枕
- 3.2 高反発枕のメリットは?
- 3.3 高反発枕のデメリットは?
- 4 枕を選ぶときは「低反発」「高反発」を基準にしても○
- 5 枕を選ぶ時はお使いのマットレスの寝心地をイメージすると失敗しない
- 6 おすすめの枕
- 6.1 包まれるようなやわらかな感触の低反発枕
- 6.2 迷ったらコレ!低反発と高反発の両方の感触が味わえる枕
フィット感に優れた低反発枕。
耐久性や通気性に優れた高反発枕。
低反発と高反発、それぞれの特徴を簡単にまとめました。
<低反発枕>
耐圧分散力に優れ、頭の一点に掛かる負担を軽減してくれるので、驚くほど快適なフィット感があります。
<高反発枕>
へたりや型崩れなど耐久性に優れています。また、快適と感じる寝具の湿度はおよそ30%と言われていますが、通気性がよいのも高反発です。
では、あなたが快適に眠るには、どちらの素材を選ぶべきでしょうか?
それぞれの特徴をさらに深堀りしてみます。
「低反発」素材の特徴
オーダーメイドのようなフィット感が気持ちいい低反発枕
反発力が小さいウレタンフォームを主に使用しています。表面は柔らかく衝撃吸収性が抜群なので、身体を乗せるとふんわりと沈み込みます。重たくなるほど沈み込むので、身体の一部分に掛かる負荷が軽減され、体圧を分散できることも大きな特徴です。
ただし、身体を支える力が弱いので、寝返りが打ちにくく、寝姿勢が崩れやすい、へたりやすいといった面も。また、通気性は高反発と比べると劣るので、夏は暑く感じ、蒸れやすいことが課題です。
低反発素材を使用した枕「Drスミス 炭フォーム枕 J2」
低反発枕のメリットは?
枕に頭を乗せると、頭の形に沿ってウレタンがぐんぐん沈み込んでいき、オーダーメイドのような抜群のフィット感を得られます。仰向け、横向きなど、どの姿勢にも枕が頭の形に合わせて柔軟に変化し受け止めてくれるので、頭の重さが均等に分散されて楽な姿勢で安眠できます。
低反発枕のデメリットは?
高反発と比べると通気性が劣るので、梅雨や夏の時期には枕元がジメジメと蒸れるように感じられます。特に頭は汗をかきやすいので、時期によっては暑苦しくて寝心地が悪く感じるかもしれません。また低反発素材のウレタンは気温の変化を受けやすく、冬は硬くなり、夏は柔らかくなるという特徴もあります。
「高反発」素材の特徴
首や頭をしっかりとサポートしてくれる高反発枕
表面は硬めで身体をしっかり支えてくれます。天然ゴムを使用してつくられるラテックスを中心とした弾力性の高い素材が使われているので、頭が極端に沈み込まなくて、寝返りがしやすい、へたりにくいといった特長があります。また、低反発と比べると表面が多少硬く感じられます。
高反発素材を使用した枕「アダプティブピロー」の内部構造
高反発枕のメリットは?
高い反発力があるので、頭が沈み込みすぎることなくしっかりとサポートしてくれます。左右どちらに寝姿勢を変えても、反発力で自然な寝返りをサポートするため、血流がよくなり首や肩こりの解消に役立ちます。成人の頭の重さは4kg~6㎏程度(ボーリングの球とほぼ同じ重さ)と言われていますが、高反発素材はほどよく硬いため、重い頭が毎日乗ってもへたりにくく耐久性が高いところも魅力のひとつです。
高反発枕のデメリットは?
低反発枕に比べるとフィット感は少し劣ります。使い始めのころは「硬くて合わないのでは」と違和感があるかもしれませんが、2~3日使うとその硬さにも慣れ、気持ちよく眠ることができるでしょう。通常の枕よりも価格が高く、商品のバリエーションは低反発枕ほど多くありませんので、高反発枕を見かけた際はぜひ一度お試しください。
枕を選ぶときは「低反発」「高反発」を基準にしても○
「低反発」「高反発」の素材を使用している寝具は、枕だけではありません。マットレスや敷き布団などさまざまな商品に採用されていますので、寝具を選ぶときは「低反発」「高反発」を新しい基準にすると、寝具との出会いが広がるのではないでしょうか。
枕を選ぶ時はお使いのマットレスの寝心地をイメージすると失敗しない
マットレスと枕の相性はとても重要ですが、検討中の枕を自宅で試すのは難しいものです。
ですがご安心ください。枕を選ぶ時は、今お使いのマットレスの寝心地をイメージするだけでも失敗しにくくなります。硬めのマットレスには適度な高さがある枕や、沈み込みの少ない枕がおすすめです。それとは逆に柔らかめのマットレスにはやや低めのまくらや、ふんわりと沈み込む枕のほうが相性が良いと言われています。
「低反発」や「高反発」として売られていても、素材の種類はさまざま。高価な枕とそうでない枕の素材には、違いがあると思います。マットレスとの相性、素材、形状など、より満足できる寝心地をサポートできる枕を見極めていただき、安眠できる環境を整えてください。
おすすめの枕
包まれるようなやわらかな感触の低反発枕
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9,900円(税込)
三日月を意味する「クレセント」は、首元のデザインと、健やかな眠りのイメージからきています。首元は汗で蒸れない様にメッシュで通気性をUP。枕のまま、洗濯機「弱」に準じた設定で丸洗いOKです。両サイドが若干高めになっているため、眠っている間の基本姿勢である横向き寝対応の設計です。ウレタンは有害物質検査をクリアした、「エコテックス クラス2」認証を取得しています。
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27,500円(税込)
配合された炭が体臭・加齢臭の主な主成分である「ノナネール」を96%吸着、除去します。低反発フォームをベースに、高い弾力性と柔らかさを併せ持つ炭配合のコアフォームを枕中央に配置した3D構造で、頭部から首筋をバランスよくサポートします。
迷ったらコレ!低反発と高反発の両方の感触が味わえる枕
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18,900円(税込)
中材に「高反発」と「低反発」両方の感触が味わえる新しいタイプのウレタンを使用した枕。「低反発のように優しくフィット」と「高反発のようにしっかりサポート」を両立しています。高密度のウレタンなので高い耐久性を保持。空気の循環を促進する構造を採用しているため、高い復元力と優れたクッション性、高い通気性を兼ね備えています。気温に左右されず、通年安定した硬さで寝心地が大きく変わることがありません。カバーは洗濯機でお手入れ可能で衛生的にご使用頂けます。
※商品をご検討中の方へ
売り切れの際、次回入荷が未定となる場合がございます。ご検討中の方はお早目のご購入をおすすめいたします。
枕の素材によって肌触りや感触は大きく異なります。直接肌に触れるものなので、特に肌触りはしっかりとチェックすることが大事です。実際にお店に行けば、サンプルなどで試すこともできますので、購入する前に感触を確認することがとても大切です。毎日使うものなので、買ってから失敗しないようにしたいですね。
枕などの寝具の良し悪しを一人で判断するのが不安な方は、店舗スタッフへアドバイスをしてもらう事もおすすめです。
大塚家具では、豊富な商品知識と睡眠の専門知識を併せ持った「スリープアドバイザー」がベッド選びのお手伝いをいたします。一人であれこれ悩むよりもずっと効率的です。
スリープアドバイザーとは、眠りに関して様々なお悩みをお持ちの方に、最適な睡眠環境のアドバイスを行う総合的な眠りのプロです。睡眠研究機関であるスリープ研究センターが認定する、この資格制度を導入。現在では、全店で約500名※のスタッフが「スリープアドバイザー」の資格を取得しています。
ぜひ一度、 大塚家具の店舗へ足をお運びください。
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