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実演、体験、発見!ショールームはまさに家具・インテリアのテーマパーク
広大なショールームに、約6万2000点のインテリアや家電がずらり
もともと、インテリアへの関心が高いSHIORIさん。「海外を訪れた際には、必ずインテリアショップを見てまわります」というほど…。リビングルームに置くローテーブルを探しに、大塚家具の新宿ショールームを訪ねました。 新宿ショールームは家具・家電の専門店として広大な売場面積を持ち、地下1階から地上8階に約6万2000点※ほどの商品がディスプレイされています。
※:数量は2023年1月現在のものです。
※画像はイメージです。
さまざまなテーマのスタイリングでまとめられたディスプレイ
サービスカウンターでローテーブルの売場を確認し、まずは3階へ。パネルなどを使って実際の部屋のように仕切られた空間がいくつもあり、さまざまなテーマのスタイリングでまとめられています。「どんなスタイルの部屋にしたいのかというイメージが、漠然としていて固まっていないとき、こうしたコーナーを回るととても参考になりますよね」とSHIORIさん。思い描いているローテーブルを求めて、さらに店内をまわってみます。
好きな家具を一つひとつ買揃える過程がまた楽しい
さまざまなスタイルのリビングテーブルを見ながら店内の奥へ進むと、北欧家具のギャラリーが。ここでは、生涯で500脚以上の椅子をデザインしたという、デンマークを代表するデザイナー、ハンス J.ウェグナーの作品や、“家具の彫刻家”と呼ばれているフィン・ユールの作品を間近に見ることができます。 こうした作品を愛おしそうに眺めながら、「キュンキュンしちゃいますね〜。見ているだけでも妄想して楽しめる。もちろん手に入れたいですけど…。そういう家具が家に一点あるだけで、心がとっても豊かになりますよね!実はね…」と、SHIORIさんは一脚の赤い椅子とのエピソードを話してくれました。
SHIORIさんが初任給で手に入れたものとは?
『なぜデンマーク人は初任給でイスを買うのか?』という単行本を書店で見かけたとき、「私ってデンマーク人みたい」とふと笑みがこぼれたそうです。それはSHIORIさんが初めての給料で買ったのが、まさに椅子──イームズのヴィンテージチェアだったからです。イームズとは、1950年代のアメリカで活躍したデザイナー、チャールズ・イームズとレイ・イームズの夫妻のこと。「赤は好きな色ではないので、家の中を見渡しても赤色のものはこの椅子一点だけです。でも、それが部屋のアクセントになっています。自分のキャリアのスタート地点からずっと一緒なので、特に深い愛着を持っています!」
食も住も同じ。選択次第で人生が豊かに
SHIORIさんは20歳のときに料理家を志して以来、ずっと食に関わってきました。その中で、食は空腹を満たすためだけのものではなく、心の豊かさや人生の豊かさに大きく関わっていると、しみじみ感じているといいます。「食も住も同じですよね。何を食べるか、どんな空間で暮らすかによって、その人の人生は大きく変わると思うんです。選択次第で暮らしが豊かになります」 だからこそ、好きな家具やインテリアにこだわりを持って、ひとつずつ買揃えているそうです。
家って、心地よい空間に育てていくもの
「家って、育てていくものだと思うんです。家族構成も変わるでしょうし、気分で模様替えしたくなることだってありますよね。その都度、少しずつ手を入れて、心地よく過ごせる空間にしていくものだと…。家具は機能性も重要なポイントですが、その家具があることで気持ちがやすらぐとか、気分が上がることがとても大切だと思うんです」
圧倒的な品数と知識豊富なアドバイザー。だから初心者におすすめ!
自分が住まう空間をよりよいものにするために、大塚家具のショールームは「特に初心者にぴったりの場所」とSHIORIさん。「住まいづくりのプロがいて、いろいろな角度からのアドバイスや、深い提案もしてくれました。スマートフォンで撮影したリビングルームの写真を見てもらいながらお話したのですが、商品知識がとっても豊富なことに驚きました。もっといろいろなお話をお聞きしたいので、次回はたっぷり時間をとろうと思います。 ここなら何軒ものショップを見て歩く必要もないですし、すべてのアイテムが揃うからトータルコーディネートできるのも心強いですよね。別々のショップで買っていると、置いてみたら部屋全体のコーディネートがしっくりこないということもあるし…。 インテリアだけでなく休憩サロンもあるし、キッズスペースや荷物を預かってくれるクロークサービスもあるなんてびっくり。一日中、ゆっくり見て歩きたいです」
【SHIORI/Profile】 料理家、フードコーディネーター 短大卒業後、料理家のアシスタントを経て独立。2007年『作ってあげたい彼ごはん』を出版、シリーズ累計400万部を超える。「若い女の子にもっと料理を楽しんでもらいたい」をモットーに、女性ファッション誌をはじめ、テレビ、イベント、商品開発など幅広く活動し、同世代の女性から高い支持を得る。ヨーロッパやアジアなどへの短期海外料理留学にも力を注いでいる。料理の楽しさを直接伝えるべく、代官山にて料理教室「L’ATELIER de SHIORI」を主宰。