目次
- 1 レースで5~6年、ドレープで8~10年が寿命
- 1.1 引っ越しシーズンに、カーテンを新調する方は多いですか?
- 1.2 「愛着があるから末永く使いたい」という方には、リフォームもよいですね。カーテンの寿命の目安はどれくらいですか?
- 1.3 カーテンは、ドレープカーテンとレースカーテンのセットが定番ですが、レースカーテンは必要ですか?
- 2 寝室のカーテンをオーダーする流れは? 期間はどれくらい?
- 2.1 寝室のカーテンをオーダーするときの手順を教えてください。
- 2.2 打ち合わせに行くとき、事前準備しておくとよいことはありますか?
- 2.3 寝室のカーテンを選ぶときのポイントを教えてください。
- 2.4 おすすめのカラーは?
- 2.5 素材は何を選ぶとよいでしょう。
- 3 外の光を遮る、プロの教える裏ワザとは?
- 3.1 カーテンをオーダーするとき、プロならではの裏ワザはありますか?
- 3.2 寝室のカーテンをオーダーする場合、だいたいの予算は?
- 3.3 もっと高額なイメージがあったので、少しホッとしました。とはいえ、手軽に既成品を求める方もいるのではないでしょうか。
- 3.4 自分で計測するときのポイントを教えてください。
- 3.5 最後に、読者へメッセージをお願いします。
3月は引っ越しの季節。新生活に向けて、カーテンを新調する人は多いと思います。そこで、寝室のカーテンをオーダーするときのポイントやカラーなどを、大塚家具のカーテン専門スタッフがアドバイスします。
レースで5~6年、ドレープで8~10年が寿命
引っ越しシーズンに、カーテンを新調する方は多いですか?
そうですね。お部屋に合わせてカーテンも替えると、フレッシュな気持ちになります。とはいえ、弊社ではサイズ直しも承っているので、以前、新調したカーテンを、そのままリフォームして使っていただくというケースもあります。
「愛着があるから末永く使いたい」という方には、リフォームもよいですね。カーテンの寿命の目安はどれくらいですか?
日当たりなどの条件で若干変わりますが、
レースカーテン……5~6年
ドレープカーテン……8~10年
ぐらいが目安です。
カーテンは、ドレープカーテンとレースカーテンのセットが定番ですが、レースカーテンは必要ですか?
基本的には、セットでおすすめしています。レースカーテンがあると、冷暖房の効率がよくなります。また、日当たりがよい寝室では、強い紫外線からドレープカーテンを守る効果もあります。
寝室のカーテンをオーダーする流れは? 期間はどれくらい?
寝室のカーテンをオーダーするときの手順を教えてください。
次のような流れになります。
約1ヶ月前
1.店舗で打ち合わせ
カラー、生地、コーディネートなど、さまざまな観点から、経験豊富なスタッフがアドバイスします。
2.お見積もり
約20日前まで
3.採寸
専門のスタッフがお客様の自宅へ伺い、採寸します。
4.最終お見積もり
約14日前まで
5.発注
大塚家具のオリジナル縫製では、ヒダ山の美しさや縫い目の見え方にもこだわりながら、細部にわたり丁寧に仕上げます。
6.お支払い
完成
7.納品
カーテンレールが設置されていない場合、取り付け施工もOK(有料)。
オーダーカーテンは、採寸後約2~3週間でお届けできます。
打ち合わせに行くとき、事前準備しておくとよいことはありますか?
寝室の図面をお持ちいただけると、選んでいただいたカーテンでの概算見積もりを、その場で算出できます。
また、スマートフォンなどで撮った窓や寝室の画像があると雰囲気がわかり、ご提案しやすいです。
寝室のカーテンを選ぶときのポイントを教えてください。
必ず確認するのは、「遮光タイプをご希望か」「遮光タイプなら1~3級のどのタイプか」ということです。
遮光タイプは、光を遮る度合いによって1~3級に分類されています。「少しの光が漏れても眠れない」という方は1級を、「遮光が強すぎると、朝に光が入らなくて起きられない」という方は2~3級を、という具合におすすめします。
光にこだわる方は、1~3級までをショールームで見比べてみてください。
おすすめのカラーは?
安らぎの色である、グリーンやベージュが好まれています。落ち着いた雰囲気のある、濃いブラウンや、グレーも売れ筋です。
また、無地が定着した人気ですが、最近は柄ものも注目されています。クラシックや北欧など、寝室の雰囲気に合わせた柄ものカーテンも楽しいですよ。
素材は何を選ぶとよいでしょう。
ポリエステルが圧倒的に多い傾向があり、選んで間違いがありません。自宅で洗濯できるものが多く、メンテナンスしやすいメリットがあります。
また、カーテンは湿気や乾燥で伸び縮みしやすいのですが、ポリエステルは、そのような寸法変化をしにくい素材です。
外の光を遮る、プロの教える裏ワザとは?
カーテンをオーダーするとき、プロならではの裏ワザはありますか?
寝室は多くが腰高窓だと思いますが、カーテンは床までの長さで仕立てることが、ひとつの裏ワザです。外からの光が入りにくく、冷暖房効果も高まります。
窓が大きく見えるので、部屋が広く見えるメリットもあります。
寝室のカーテンをオーダーする場合、だいたいの予算は?
腰高窓が1つの場合、1万円台からそろいます。
お手軽派は既成品も。自分で計測するポイントは?
もっと高額なイメージがあったので、少しホッとしました。とはいえ、手軽に既成品を求める方もいるのではないでしょうか。
そうですね。既成品のメリットは、在庫があればすぐに持ち帰りができることや、お手ごろ価格にあります。
ただし、サイズが決まっていて、バリエーションも多くありません。最近は大きめの窓も多いので、「長さが短い」「2枚では横幅が足りない」といったことにならないよう、きちんと計測する必要があります。
自分で計測するときのポイントを教えてください。
幅……カーテンレールの長さ
長さ……カーテンを引っかけるランナーの下から窓枠の下
を測ります。窓のサイズではないので、注意してくださいね。計測した長さより、大きめのカーテンを選ぶとよいでしょう。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
カーテンは、寝室の雰囲気をつくる重要なポイントです。色、柄、素材など、実際にショールームに足を運んで、見比べて選んでください。私たちも、新生活を気持ちよくスタートさせるお手伝いをいたします。