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これから訪れる梅雨や夏の時期に備えて、手軽に寝室をイメージチェンジしませんか? 涼しげな色は、体感温度を下げてくれると言われています。そこで、布団カバーやカバーリングを変えて爽やかな寝室を演出するためのコツを、寝具に詳しい大塚家具のスタッフに聞きました。
ブルー系の布団カバーは、爽やかさを演出するキホンのキ。
蒸し暑い季節におすすめの布団カバーは?
やはり夏の布団カバーであれば、ブルー系は定番ですね。ブルーのなかでも私のおすすめは、淡い感じの爽やかな色味。ベッドのカバーリングをコーディネートしていただくのであれば、白いシーツに、ブルー系の布団カバーと枕カバーを合わせて。すべて同じ色で統一するより、メリハリが生まれて素敵に見えると思います。
春夏にお使いいただくなら、直接お肌に触れる布団カバーやシーツには、吸湿発散性に優れたリネン(麻)素材のものがおすすめです。触ったときにひんやりと気持ちよく、睡眠中の汗を発散してくれるので、より快適にお休みいただけると思います。
光沢感のある綿やテンセルで、上質な爽やかさを演出。
色や柄を選ぶときのコツは?
リネン素材は無地のものが多いですが、もちろん、柄や模様が素敵な綿素材の布団カバーも、一年中快適にお使いいただけます。綿素材でお選びになる際は、光沢感があるかどうかをチェックすることがポイント。目の細かい超帳綿などを使った光沢感のある上質な綿は、見た目にも涼しげですし、しなやかで肌触りもいいですよ。
色や柄を合わせるときは、シーツを白などの無彩色にして、布団カバーや枕カバー、クッションなどを季節ごとに替えるとキレイにまとまります。そして、白やブルー系の組み合わせを中心に、柄はお好きなテイストやインテリアのスタイルに合わせて選びましょう。
例えば、かわいい寝室を演出したいなら花柄をあしらったカバーリングを。スタイリッシュな空間を演出したいならストライプのような直線的な柄がおすすめです。
上品なペイズリー柄も、男女問わず人気があります。
また、お客さまのご要望としてよく伺うのは、「ホテルのような雰囲気にしたい」という声です。そういったときにも、やはり光沢のある上質な綿のカバーリングをコーディネートするのがポイント。枕元には普段使いの枕だけでなく、飾り枕やクッションを重ねて。枕カバーやクッションカバーには、額(周囲のひだ)がついたタイプを選んでいただくと、より雰囲気がでると思います。
ベッドスプレッドでワンランクアップのコーディネートを。
インテリア上級者の方へのおすすめは?
私のおすすめは、ベッドスプレッド。よくホテルなどで使われていると思いますが、いわゆるベッドメイキング用のカバーですね。大塚家具では、お好きなカーテン生地でお作りすることもできるんですよ。
夏らしいブルーやグリーンの色はもちろん、お好きな色や柄を選んでいただいたり、カーテンやクッションカバーとお揃いにしたり。布団カバーやシーツはリネンや綿など、素材感のよさで選んでいただいて、季節感の演出はベッドスプレッドに担ってもらう。春夏と秋冬で衣替えしていただくと、とてもおしゃれだと思います。
もし、私が理想のベッドルームをコーディネートするとしたら、布団カバーなどのカバーリングには、『サンスーシ』というシリーズを。綿の布団カバーのなかには、肌触りが少しガサガサするものもあると思うのですが、エジプト超帳綿100%の『サンスーシ』は上質で目が細やか。光沢感もあって、夏は特に肌に触れたときも気持ちがよいんです。さりげなく模様が入っているのも、とても素敵なんですよ。
そこに、枕やクッションをたくさん重ねて、ベッドスプレッドかベッドスローをかけて。足下にはベンチを置きたいですね。そうすれば、夜に眠るときに飾りの枕やクッションを置いておけます。照明はシャンデリアでゴージャスに。
理想の寝室を想像していると、すごくワクワクしますよね。ただ、一度にすべてをコーディネートしようと思うと大変です。いずれ素敵な寝室が完成することを夢見ながら、まずはこの夏を爽やかに変える布団カバーや枕カバーから取り入れてみてはいかがでしょう。
*記事中で表示した商品については、商品モデルの入れ替えなどに伴い、内容が変更になる場合もあります。
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