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限られた寝室のスペースを上手に活用する方法とは? すっきりとした空間に整えるための寝室のレイアウトのコツから、子育て世帯のリアルな寝室事情まで、一児のパパでもある大塚家具の『スリープアドバイザー』 に聞きました。
寝室のレイアウトに最低限必要な3つのアイテム。
お客さまからよく耳にする、寝室のレイアウトの要望とは?
部屋の広さや家族構成によってもお悩みは異なると思いますが、子育て世帯のお客さまが多い南船橋店では、6〜7畳くらいの寝室に、家族3〜4人で寝られる大きなベッドを置きたいというご要望が多いですね。
その場合、置ける範囲内で大きなベッドを置いていただくご提案をします。あとは、あれこれ置こうと欲ばらないで、寝室に最低限必要なものがすっきりと収まるようなレイアウトをおすすめしていますね。
まずは、アラームやメガネを置くナイトテーブル、下着などを入れる引き出し収納、そしてベッドの3点。クローゼットに引き出し収納があれば、ベッドとナイトテーブルの2点。その上でスペースに余裕があれば、フロアスタンドの照明を置くのもいいと思います。8畳程度あれば、ホテルのようにデスクを置いたり、シェルフを置いたりといった使い方もできますね。
サイドテーブルやチェアを、ナイトテーブルに。
おすすめのナイトテーブルは?
ナイトテーブルにもいろいろな種類がありますので、スペースとお使いになる方の持ち物に合わせてお選びいただくといいと思います。寝室でアロマテラピーをされるなら、アロマオイルを収納できる引き出しがついたタイプを、雑誌や本を読まれるならそれらを収納できるタイプを。
また、いわゆるナイトテーブルだけでなく、ソファと合わせて使うサイドテーブルやチェアなどをナイトテーブル代わりに利用する手もあります。
例えば、木の質感を楽しめるチェアは、座面が木なのでテーブル代わりにも使えます。ゲストを招いて椅子が足りないときには、臨時的にダイニングに持っていくなど、フレキシブルに使えますね。
低めのベッドフレームは圧迫感が少ないので、スペースが限られた寝室のレイアウトにはおすすめです。光がもれるようなスタンドライトとテーブルライトを合わせると、リラックスできる寝室コーディネートになります。こちらの展示空間で4畳半くらい。人気のある寝室のレイアウトですね。
スパースが限られている場合は、横幅が40cm以下のスリムなタイプを合わせて。ベッドサイドにちょっとしたモノを置けるスペースがあるだけで、寝室の快適性ってけっこう変わってきますよ。
子育て世帯が、快適な眠りを確保するには?
子育て世帯の寝室のレイアウトでアドバイスはありますか?
実は私も、もうすぐ3歳になる娘がいる3人家族ですが、7畳程度の寝室にシングルベッド2台を置いて3人で寝ていました。でも、寝ているときに子どもの足がポーンと飛んできたりして、なかなか熟睡できない(笑)。
夫婦二人のときは、お気に入りのハワイの写真を飾るなど、寝室のレイアウトにもこだわっていたのですが、いまはその余裕がなくて(笑)。ベッドを壁につけて、一番奥に子どもを寝かせるようにするなど、安全第一でレイアウトしなおしたんです。そうすると子どもがベッドから落ちることがない。これは、よくお客さまにもアドバイスしています。
もしも部屋が狭くて、みんなが我慢しないといけない状況なら、お子さまが大きくなって自分の部屋で寝るようになるまで、一時的にお父さまだけ別の部屋でお休みになるという選択肢もあると思います。私もまさにその過渡期。娘がもう少し大きくなって、自分の好きなものに囲まれた寝室を整えられる日まで、しばらくは娘ファーストの寝室のレイアウトとなりそうです(笑)。
*記事中で表示した商品については、商品モデルの入れ替えなどに伴い、内容が変更になる場合もあります。
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