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憬れの寝室コーディネートとして人気のスタイル、『ホテルライク』。ご自宅の寝室を、ホテルのようにゆったりとくつろげる、居心地のよい空間にするコツとは? 今回は、ホテルの照明づかいを入り口に、初夏のコーディネートアイデアを聞きました。
照明を組み合わせることで、淡い光の寝室へ。
ホテルのような照明づかいを自宅に取り入れるコツは?
ホテルは、間接照明を効果的に使って、くつろぎの空間を上手に演出していますよね。例えば、ベッドサイドにテーブルスタンドライト、フロアにスタンドライト、デスクの上にもテーブルスタンドライトなど、いくつかの照明を使って少しずつ光を合わせて、全体で淡い光の空間をつくりだしていると思います。
ご自宅でも、天井の大きな照明を消して、間接照明で雰囲気のある空間をつくりたいときは、テーブルスタンドタイプ1つでは、光量が足りずに暗くなってしまいがち。私も自宅の寝室には、ベッドサイドに1つ、フロアに1つ間接照明を置いて、その光を組み合わせることで空間全体の雰囲気を演出するようにしています。
夜は、暖色系の暗めの照明の中で過ごすことでリラックスでき、眠りモードへとスイッチが切り替わって寝つきがよくなると言われています。寝室の照明には、明るすぎず、目に刺激を与えないものを選ぶことが大事。壁に向けて照らすように置いたり、電球自体が直接目に入らないタイプを選んだりしてみてください。
シャンデリア×花柄カバーリングで、ラグジュアリーに。
照明とカバーリングの組み合わせで、おすすめのコーディネートはありますか?
例えば、ラグジュアリーな雰囲気のシャンデリアに、花柄のカバーリングを組み合わせてみるのはいかがでしょう。白を基調にしているので甘すぎることもなく、華のある大人の女性にぴったりのコーディネートに。ベッドの真上にシャンデリアを設置するときは、電球が上を向いているタイプを選ぶのもポイントですね。
花柄のカバーの枕に、白いカバーの枕を重ねて置くことで、枕元のボリューム感も出て、ホテルのような雰囲気も演出できると思います。枕は、使う時は寝かせますが、雰囲気を演出したいときは、立てて置いてあげるとコーディネートがグッと引きしまりますね。
一方、ホテルのように白を基調にした照明×カバーリングのコーディネートでも、例えば差し色としてパープルのクッションを置いてあげると、また違った雰囲気になります。
ご自宅の寝室の壁は白の場合が多く、カバーリングや照明も白で統一してしまうと全体がシンプルになりすぎてしまうことも。白をベースとしながらも、クッションの色や掛け布団カバーの模様で遊んでみたり、壁に絵やファブリックパネルを掛けてみたり。アクセントになるアイテムがあると目線が集まるので、まとまり感のある空間になります。ぜひ、試してみてくださいね。
ホテルライクを演出するもう1つのカギ、ベッドスカート。
他にもホテルライクな演出ができるアイテムはありますか?
照明もホテルライクな寝室を演出するキーアイテムですが、もう1つカギとなるアイテムがあるんです。お客さまにご提案したら「ホテルみたいで素敵」と喜んでいただけるのが、マットレスの下のボトムクッションにつけるベッドスカート。足もとの見えにくい部分ではあるのですが、ベッドスカートをつけることで、ホテルライクなラグジュアリーな雰囲気をご自宅でも楽しんでいただけると思います。
ホテルライクというと、白を基調にしたカバーリングのイメージをお持ちかもしれませんが、蒸し暑い夏は、見た目も涼しいブルーを取り入れてみるのもおすすめです。例えば、大塚家具では、清涼感のあるカーテン生地でベッドカバーやクッションカバーをあつらえて、コーディネートすることもできます。
ベッドスカートも白ではなく、ブルーやグリーンなどの涼しげなカラーのものを合わせていただくと雰囲気も変わってくると思います。蒸し暑い梅雨や夏こそ、素敵な照明やカバーリングなどを取り入れてコーディネートすることで、清々しくて居心地のよいホテルのような寝室を演出してみてください。
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