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「セミダブル」は「一人でゆったり眠れる」サイズ感
一人用のベッドサイズとして比較的人気なのが「セミダブル」になります。サイズは幅122cm、奥行195cm程度で、幅がシングルベッドよりも25cmほど大きくなります。”セミダブル”と呼ばれていますが、実際には「シングル以上ダブル未満」であり、「一人で広々寝たい」「身体が大きいためシングルだと若干小さい」という方におすすめのサイズです。
収納付きベッドのメリット
お部屋に収納が少ない方や、荷物の整理整頓を進めたい方には収納付きベッドがおすすめです。例えば引出しタイプの収納がついたベッドフレームであれば季節ごとに出し入れをする服や寝具を入れておくのに重宝します。
また、跳ね上げ式であれば普段使わないキャリーバックやBBQグッズやスキー板など、あまり出し入れしないシーズン物が丸ごと収納することが可能です。
収納付きセミダブルベッドを選ぶ時に知っておきたい4つのポイント
収納付きセミダブルベッドのフレームの種類と特徴
収納付きベッドには「引き出しタイプ」と「跳ね上げタイプ」の2つのタイプがあります。まずはそれぞれの特徴をみていきましょう。
引き出しタイプ
収納付きベッドの中でもオーソドックスな引き出しタイプ。このタイプは、ベッドフレームの種類が豊富で、さまざまな色やデザインのなかからお好みの商品を選ぶことができます。
引き出し部の仕様と素材に注目
まず引き出しタイプで注目したいのが「引き出し部の仕様」です。「レール付」なら出し入れがスムーズになります。さらにスライド式のレールなら、引き出し部が最後まで引き出せるので奥の荷物の出し入れもスムーズにできます。さらに、引き出し部の反対側の床板を外せば、普段あまり使わないキャリーケースやスキー板など、大きめの荷物の収納も可能です。
次に引き出しの素材もチェックしましょう。マットレスの下にある引き出しは、湿気が籠りやすい場所です。ファブリック素材では湿気によってしまっていた服の色褪せなどの原因になってしまうこともあります。
そこでおすすめの素材が、「桐材」です。桐材はタンスなどでよく使われている木材で、日本では古くから収納家具の素材として使われてきました。桐材は湿気の多いときには水分を吸収し、乾燥したときは水分を発散させる性質を持っているため、引き出しの内部を一定の湿度に保つことができます。また、「セサミン・パウロミン」といった成分などが含まれているため、虫を寄せ付けない効果があるといわれています。
跳ね上げタイプ
マットレスの下(床板)をそのまま開いて収納するタイプです。跳ね上げタイプの最大のメリットは、自由度の高さです。このタイプは、収納に仕切りがほとんどないため、比較的大きめのサイズの荷物も収納できます。キャリーケースなどの大型の荷物はもちろん冬物の布団類なども収納することが可能です。ただし収納の仕切りがないため、小物類の収納には向いておらず、どうしても小物をしまいたい場合には自分で仕切りを用意するか、ケースに入れて収納すると良いでしょう。
価格と必要な機能の確認
基本的にフレームの素材や、ヘッドボード部分の機能(コンセントやLED証明など)などによって価格は異なってきますが、ステーションタイプといわれる引き出しのないタイプに比べて、収納付きタイプは価格が上がる傾向があります。また、収納付きタイプの中でも跳ね上げ式は収納力がありますが、その分高価になります。今自分自身が利用しているベッドの周りに何が置いてあり、収納する荷物は何があるのかを確認し、必要な機能とそうでないものとを検討しておきましょう。
床板の種類による違い
マットレスの下部分に当たる床板には、すのこタイプがおすすめです。床板がすのこタイプの場合、そうでない床板に比べて上に設置するマットレスの寿命が長くなる傾向があります。それはすのこのもつ抜群の通気性の良さのおかげです。床板がすのこタイプであれば、マットレスとの設置面の湿気が逃げやすく、カビの発生を抑えることができます。一方、ファブリック素材などの場合、湿気が逃げないため、こまめにお手入れが必要です。
ベッド下を有効活用。おすすめのスタンダード収納付きセミダブルベッド
ここからは、選び方のポイントをもとにおすすめの収納付きセミダブルベッドをご紹介します。気になるアイテムがあればぜひチェックしてみてください。
おすすめの引出し収納付きセミダブルベッド
引出しタイプのセミダブルベッドをご紹介します。デザインはもちろん、床板や引出し部分の構造や素材に注目してみましょう。