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自分に合った「ソファの選び方」〜カタチ編〜

ソファは毎日の暮らしを快適にしてくれる重要なアイテム。ところが、「自分に合ったソファ」を選ぶとなると、なかなか難しいもの。そこで、大塚家具が3つのポイントでソファ選びの秘訣を伝授。今回は、「カタチ」を取り上げて、そもそも、ソファにはどんなタイプ(カタチ)があるのか、さらに過ごし方に合わせて選ぶならどんなタイプがおすすめなのかをご紹介します。世の中に何万とあるソファから、「これ!」と思える一つに出会うために、まずは基本をおさえましょう。

2017/10/31

「これにしてよかった!」と思えるソファに出会うための基礎知識

ソファの基本のカタチとサイズ

ひとことに「ソファ」といってもさまざまなサイズと種類があります。 ソファのサイズやカタチはお部屋の広さや間取りに大きく関係します。サイズを検討する際は、まずはお部屋の寸法を測ってみましょう。

●3人掛け 幅約1800mm以上の3人以上で座ることのできるソファ。座面が2分割の2シートでも「3人掛け」と呼ぶことも。

●2.5人掛け 幅1700~1800mmほどの、2人でゆったり座れるソファ。

●2人掛け 幅1400~1700mmほどのコンパクトなソファ。「ラブソファ」と呼ばれることも。

●1人掛け(アームチェア) 幅700~1100mmほどの一人で座るためのソファ。「パーソナルチェア」と呼ばれることも。

●カウチソファ 最低でも幅1900mmほど。座面の一部の奥行きが深くなり、脚を伸ばして座れるようになっているソファ。

●コーナーソファ 複数のパーツを組合わせてL字にレイアウトできるソファ。サイズの大きなものが多い。

●リクライニングソファ 背もたれが倒れるソファ。脚を伸ばせるフットレストが出てくるものも多く、ファーストクラスのシートのようにくつろげます。手動式・電動式あり。

●オットマン(スツール) 足置きにしたり、テーブルの対面に置いて椅子のようにしたり、ときにはトレイなどを置いてテーブル代わりにもなる便利なアイテム。

●ソファベッド 背もたれや肘掛が倒れてベッドのようにフラットになるソファ。ソファの座面内部にマットレスが内蔵されているタイプも。

●リビングダイニング兼用ソファ 食事がしやすいようにつくられたソファ。比較的座面が高く、奥行も浅いベンチのようなデザインが多い。

ソファのおおよそのイメージがつかめたら、さらに細部の検討を

大体のサイズやカタチのイメージがつかめたら、さらにどんなタイプが合っているか細部を検討してみましょう。

背もたれは?

●ハイバック 読書をしたり、映画鑑賞をしたり、背もたれによりかかり長時間座ることの多い方におすすめ。

●ローバック お部屋の中央にレイアウトする場合には空間を圧迫しないローバックがおすすめ。

肘掛は?

●ハイタイプ 背もたれのようにアーム部分によりかかったり、肘置きとして使用しやすいタイプ。立ち上がる時に、手を掛けるのにも便利。

●ロータイプ・肘掛なし ごろりと横になったときに、枕のように使えるタイプ。

座面は?

●高め・浅め ソファで食事をしたり来客対応をする人におすすめ。膝や腰に負担をかけずに座り立ちできるのもメリット。

●低め・深め 床座で過ごすことが多い人にはロータイプがおすすめ。合わせて置くリビングテーブルやテレビの位置なども低くするといいでしょう。

脚は?

●すっきり脚のハイタイプ お掃除ロボットのあるお宅にうれしいのがこのタイプ。お部屋をすっきり軽やかに見せたい人にもおすすめ。

●安定感のあるロータイプ くつろぎ感や落ち着きのある空間を演出したい人におすすめ。また、小さなお子さまがいる場合もロータイプなら安心。

実際にソファのカタチをイメージしましょう

さて、これまでのポイントを整理して、自分に合ったソファのカタチをイメージしてみましょう。 例えば映画鑑賞が趣味のご夫婦なら、ソファに長時間座っているため、頭までサポートしてくれるハイバックソファに。さらにこだわるならリクライニングソファや、それぞれ好きなアームチェアを1台ずつ置くという方法もあります。

また、小さなお子様がいるご家庭では、お子様がひとりでものぼって座れるロータイプのソファがおすすめです。ソファの上で足を伸ばしたり、あぐらをかいたりしやすいカウチタイプや奥行きが深めのタイプなら、家族みんなでくつろげます。

応接用のソファなら、座面が高く、奥行きの浅いものがキレイな姿勢で座れます。お茶を楽しむ機会が多いようなら、汚れにくく、汚れても落としやすい革張りがおすすめです。

「こんな風に使いたい」という妄想力が大切

いかがですか?自分に合ったソファはイメージできましたか? 基本のサイズやカタチを知ることはもちろんですが、大切なのはその先。ご自身の「妄想力」です。「もしもソファがあったら、こんな風に暮らしたい」といった妄想をたくさんしてみてください。また、すでにソファをお使いの方は、どんな理由で買替えたいのかを明確にするといいでしょう。

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インテリアのはなし編集部

大塚家具のインテリアのはなし編集部では、家具の選び方やレイアウトのコツ、お手入れ方法などインテリアについてのお役立ち情報をお届けしています。

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