ベッドスカートはベッドを彩るアイテムの1つです。まずは、ベッドスカートとはどのようなものか見ていきましょう。

ベッドスカートは「ボトムスカート」とも呼ばれ、ベッドの土台であるボトムクッションを隠すために使います。丈の長いベッドスカートであれば、脚のあるベッドの底まで全て覆うことができます。

ベッド下は収納スペースとして有効活用しやすいですが、いろいろな物を収納すると見映えが悪くなることもあります。ベッド下に収納しているものが見えると生活感が出てしまうでしょう。

そんなときにベッドスカートを使えば、ボトムクッションやベッド下のスペースを隠せます。

ベッドスカートにはさまざまな種類があるので、ベッドのデザインや部屋の雰囲気に合ったものを選べます。ベッドは寝室に占める割合が大きいので、ベッドスカートを使いベッドのイメージを変えるだけで、寝室の雰囲気を一気に変えられます。

例えば、寝室のカーテンの色とベッドスカートの色を合わせるだけでも、統一感が出てきます。他にもシルクのような光沢のあるシルケット加工のベッドスカートであれば、少し豪華な雰囲気を楽しめるでしょう。

ベッドスカートには大きく分けて「差し込みタイプ」と「敷き込みタイプ」の2種類があります。それぞれの特徴を把握して、ベッドと相性が良いもの、使い勝手が良いものを選びましょう。

差し込みタイプとはベッドスカートに付属の薄い板をセットし、マットレスとボトムクッションの間に差し込むタイプのこと。

マットレスを動かさずにベッドスカートをセットすることができるので、設置・メンテナンスが比較的簡単です。

敷き込みタイプとは、マットレス・ボトムクッションと同サイズの生地にベッドスカートが縫い付けられているタイプのこと。ボトムクッションの上にベッドスカートを敷き、その上にマットレスを乗せるので、設置・メンテナンスの際にマットレスを動かす必要があります。

マットレスとボトムクッションでスカートを挟んでいるため、ズレる心配が少ないのがメリットです。

では、ベッドスカートのメリットについて見ていきましょう。

ベッドの足元は収納として使いやすいですが、掃除がしにくくほこりが溜まりやすい場所です。ベッドスカートを使えば、ベッドの外から入ってくるホコリを防ぐことができます。ベッド下に入り込んでしまうホコリの量が減るので、日々の掃除が楽になり清潔な環境を維持しやすくなるでしょう。

ベッド下のスペースは収納スペースとして重宝されますが、収納物が見えてしまうと散らかっているような印象を与えてしまいます。そこで、ベッドスカートを使い収納物を隠せば、寝室全体をスッキリとした印象になり、今まで以上にスペースを有効活用しやすくなるでしょう。

ベッドスカートにはさまざまな種類があります。その種類によってサイズや使用している材質、デザインなどが異なるので、どのように選べば良いか見ていきましょう。

ベッドスカートを選ぶときは、まず現在使っているベッドのサイズに合わせましょう。もしサイズが違うベッドスカートを使えば、裾の部分が床に垂れてしまい不格好なだけでなく汚れやすくなってしまいます。

ベッドスカートは綿が使われていることが多いですが、その他の材質が使われていることもあります。この材質によって見映えが変わってくるので、部屋の雰囲気や機能性を加味して、材質を選ぶのがおすすめです。

ベッドスカートはおしゃれ目的で利用する方も多いので、デザインは選ぶ上で重要なポイントです。部屋の雰囲気に合わせてベッドスカートのデザインを選ぶことも大切ですが、ベッド自体をどのようにコーディネートするのかも考えておきましょう。

例えば、シックな雰囲気にしたいのであれば、無地やドット柄・ストライプ柄のベッドスカートがおすすめです。豪華な雰囲気にしたい場合は、シルケット加工のものやハッキリとした柄が入ったデザインのものを選ぶと良いでしょう。

ここからは、おすすめのベッドスカートの特徴などを紹介していきます。