目次
- 1 使用中の枕が「高い」「低い」場合の対策とは?
- 1.1 枕が高い場合の対策
- 1.2 枕が低い場合の対策
- 2 枕選びのポイントは『マットレスに見合った』枕の高さ
- 2.1 自分に合った枕を選ぶコツとは?
- 3 安眠できる枕とは? 上手に枕を選ぶ3つのポイント
- 3.1 ①枕の高さは自分にぴったりのものを選ぶ
- 3.2 ②フラットな形状を保てる素材であること
- 3.3 ③メンテナンスし易い仕様であること<
- 4 あごの角度が5〜7度になる枕がベスト
- 4.1 高すぎる枕、低すぎる枕は要注意!
- 5 身体に合っていない枕で寝るとどうなるの?
- 6 今の睡眠状態を確認してみましょう
- 6.1 睡眠中の症状や様子をチェック!
- 6.2 起きた時の身体の症状をチェック!
- 7 今使っている枕の高さが適性かどうか確認してみましょう
- 8 マットレスのやわらかさによって、おすすめの枕は違う
- 8.1 やわらかめのマットレスを使用している場合
- 8.2 硬めのマットレスを使用している場合
- 9 あなたの寝姿勢に合う枕は?おすすめ枕をご紹介
- 9.1 低めの枕をお探しの方には
- 9.2 高めの枕をお探しの方には
使用中の枕が「高い」「低い」場合の対策とは?
現在、使用中の枕の高さでお困りの方に、簡単な対策方法をご紹介いたします。ただし、この方法は一時的な対策なので、継続的に使用することはオススメいたしません。
体に合った枕の選び方をご紹介いたしますので、枕をお買い替えする際のヒントにしてください。
枕が高い場合の対策
枕が高すぎると感じる方は、身体の下に大きめのバスタオルやケットを敷いて、枕と身体の高低差を減らす方法が有効です。
しかし、身体の下にこれらのアイテムを敷くことで、マットレスや敷布団の本来のクッション性を損なう原因となり、かえって寝心地が優れない場合がありますので、ご注意ください。
枕が低い場合の対策
枕が低いと感じる場合は、枕の下にタオルを敷いて高さの調節をすることが可能です。ただし、タオルを敷くことによって枕の沈み込みが変化し、理想的な寝姿勢が得られず首を痛める可能性もありますので、こまめに調整して体に不可を掛けないように気を付けましょう。
枕選びのポイントは『マットレスに見合った』枕の高さ
自分に合った枕を選ぶコツとは?
一重に枕と言ってもその種類はさまざま。詰め物の素材で大きく分けると羽毛タイプ、ウレタンタイプの2タイプ。ウレタンタイプの枕には、さらに低反発、高反発のものなどがあります。
これだけの種類の中から自分にぴったり合う枕を見極めるのはとても大変です。快眠のための枕選びで大事なことは、今使用している(または買い替える予定の)マットレスがどんなやわらかさで、身体の沈み込み具合はどれくらいかということを把握しておくことです。その上で、比較的高さが合いそうなものを「低めのタイプ」「高めのタイプ」の中から試していけば、選んだ枕が身体に合わず失敗するリスクを避けられます。
通常、フィット感の高いやわらかいマットレスの場合は、薄い枕が合います。身体がマットレスに沈み込むので、少し頭を上げるだけで理想的な寝姿勢になります。逆にかためのマットレスであれば、身体が沈み込まない分、代わりに枕でサポートしてあげることが大事になります。
もしも、マットレスを新たに購入する際は、枕も合わせて選ぶのが望ましいです。購入するマットレスの上で枕を試すことができるので、沈み込み具合に合った枕を手に入れることができます。店頭で枕だけお求めの場合は、使用しているマットレスの寝心地に近いマットレスを選び、その上に横になって枕を試すことがおすすめです。首と肩までの長さを計って枕を選ぶ方もいらっしゃいますが、マットレスに肩が沈むとその長さも変わってしまいますので要注意です。
安眠できる枕とは? 上手に枕を選ぶ3つのポイント
①枕の高さは自分にぴったりのものを選ぶ
前述したとおり、一番大切なことは枕の高さが使用しているマットレスに最適であること。横になって首を休める時に重要なのが枕の高さなのですが、マットレスのやわらかさや体格によってどんな高さがフィットするかは人それぞれ違います。
一人一人に最適な枕の高さというものがありますが、ここで大切なのは、必ずしもフィットする枕が自分好みのものであるとは限らないということです。自分の感覚だけで合うかどうかを判断せず、お店でスタッフに見てもらうなど第3者の意見を取り入れることが重要です。
②フラットな形状を保てる素材であること
枕選びのもう一つ条件として、フラットな形状を保てる素材を選ぶことも大切です。低反発枕やそばがら枕、羽毛枕などさまざまな種類の枕がありますが、寝返りしやすい状態にするためにも、頭が極端に沈み込まない品質の枕を選ぶことをおすすめします。
また、寝返りがしやすいということはとても大切です。身体にあっていない枕で寝返りをすると、寝返りのたびに首や身体全体に負担が掛かり、知らず知らずのうちに安眠を妨げ、疲れがたまってしまいます。
③メンテナンスし易い仕様であること<
そして、自分にぴったりの枕に出会えたとしても、メンテナンスを怠ってしまうと枕の形状がすぐに変化してしまったり、衛生的にも良くありません。定期的な日干しやクリーニングなどのメンテナンスを続けることも忘れないでください。家庭用洗濯機で洗えるタイプもありますので、日々のメンテンナスが面倒な方におすすめです。
また、枕の寿命は衛生面で言えば、1年半から2年程度と言われています。眠っているときの無防備なお肌を守ってあげるためにも、枕を使用する際は、枕と枕カバーを清潔にしておくことも大切です。
あごの角度が5〜7度になる枕がベスト
横になって枕に頭を載せたときに、あごの角度が5〜7度くらい下がる程度が快眠できる理想的な枕の高さです。お使いの枕が合っているかどうかを知りたい場合は、この角度をチェックしてみてください。家族や友人など、第三者に横から見てもらうとよく分かると思います。
高すぎる枕、低すぎる枕は要注意!
高すぎる枕を使っている場合は頭が上がる分、腰が下がってしまい、腰に負荷がかかりやすくなります。肩もこりやすくなります。また、喉が圧迫されることでいびきの原因になることも。また美容の面でも、首に線ができやすいとも言われているので、気を付けたいところです。
逆に枕の高さが低すぎる場合は、口が開きやすくなり、口呼吸が多くなる傾向があります。そうすると、喉に菌やウイルスが付着することで風邪などをひきやすくなると言われています。
身体に合っていない枕で寝るとどうなるの?
枕の高さが高すぎたり低すぎたりと、自分の身体に合っていない枕で寝ると、朝起きたときに首が痛くなったり、肩が重たく感じられることがあります。これは、首の神経が睡眠中に圧迫され続けているため、朝起きた時に肩や首に不調を感じてしまうのです。
首のS字カーブを維持するためにクッション性のある枕を好む方もいますが、逆に、ある程度硬さのある枕で寝た方が、首がまっすぐな状態になって身体に負担が掛からず楽という方もいます。どちらにせよ、極端に柔らかい枕や硬い枕は、睡眠中に肩や首に負担が掛かってしまうので、あまりおすすめできません。
また、枕に突っ伏して寝るうつ伏せ寝もおすすめできません。うつ伏せ寝は背中や肩に負担が掛かってしまうため、朝目覚めたときに、顔がむくんでいたり、寝違えの症状を引き起こす可能性があります。これは、長時間寝返らないで同じ姿勢のままでいることが原因になります。飛行機のエコノミークラス症候群と同じ状態です。
今の睡眠状態を確認してみましょう
まずは今お使いの枕が自分の身体にあっているかどうかを知る必要があります。以下のような症状が出ている場合は、枕や睡眠時の寝姿勢に問題がある可能性があるのでチェックしてみましょう。
睡眠中の症状や様子をチェック!
☑寝返りしないでじっと同じ姿勢で寝ている
☑寝返りをすると身体が痛くて目が覚めてしまう
☑トイレに行きたくて何度も起きてしまう
☑気が付くとうつ伏せで寝ている
☑いびきがうるさいと指摘される
☑熟睡できない
起きた時の身体の症状をチェック!
☑肩や首が凝っていたり、痛みがある
☑頭痛や腰痛がある
☑手足が痺れている
☑めまいがする
☑熟睡感がなくだるさを感じる
☑枕が首から離れている
今使っている枕の高さが適性かどうか確認してみましょう
首と枕の間に多少の隙間があっても、極端に頭の位置が高いなどの違和感がなければ呼吸が苦しくなるとは限りません。しかし、朝起きた時に枕が外れている場合は、枕が身体に合っていないため無意識に外して寝ている可能性があります。枕が合っていなければ枕を変えることになりますが、枕が合っているのに外している場合は寝相が悪いことを意味しています。眠っているときの恰好を「寝相」と言いますが、その「寝相」は人によって様々です。
眠っている間はずっと同じ姿勢ではなく、1時間当たり平均2回ほど寝返りをうつといわれています。寝返りの際に身体が大きく動いてしまったり頻繁に動いてしまう場合は、寝相が悪いということになります。また、仰向けに寝ていると息苦しくなるため、呼吸の楽な姿勢を探しにいっている可能性があります。つまり、枕をいくら変えても枕を外す場合は、枕の高さや沈み込みが原因ではなく、それ以外の可能性が高いことを意味します。
マットレスのやわらかさによって、おすすめの枕は違う
前述したように、寝ているときは寝返りを何回もうつと言われています。寝返りをうったときにフィットするかどうかを、枕を選ぶときにしっかり確認することが重要です。
やわらかめのマットレスを使用している場合
フィット感の高いやわらかめのマットレスの場合は、仰向けのときも寝返りをうって横向きになるときも、マットレス自体が身体の凹凸に合わせてサポートしてくれます。その場合は、『Dr.スミス 低反発枕 / ロータイプ』のような薄めの枕がおすすめです。
「Dr.スミス 低反発枕 / ロータイプ」は中央を薄く設計することで、どんな寝姿勢にもフィット。
硬めのマットレスを使用している場合
逆に、マットレスが硬めの場合は、仰向けと横向きでの身体の凹凸の差が大きくなります。横向きになったときの肩の大きなでっぱりをサポートできるよう、部分的に厚みの異なる構造をもつ『テルモクラウン2』などが人気です。
お腹が大きいので横向きで眠りたいという妊婦さんや、横向きに寝ることが多い方にもおすすめの枕です。
「テルモクラウン2」の5つに仕切られた構造は首と頸椎を理想的な形にサポートします。
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あなたの寝姿勢に合う枕は?おすすめ枕をご紹介
低めの枕をお探しの方には
温度・湿度を適度な状態に保つ“炭”を配合した枕
中央を低く、左右を高くすることで寝返り時もフィットする構造にしています。調湿効果・消臭効果のある炭を充填し、発泡した低反発フォームを使用した枕です。炭には温度・湿度を適度な状態に保つ効果があり、枕の急激な温度上昇を抑え、寝汗などの水分をすばやく吸収し、快適な睡眠環境をつくります。
【スペック情報】
商品名:枕「Dr.スミス 低反発枕」ロータイプ 炭フォーム
■サイズ(単位:mm)
幅570X奥行40×高さ65(中央)/(左右85)
■側地:表面メッシュポリウレタン100%、裏面ポリエステル100%
本体:低反発ウレタンフォーム
最新の価格は商品ページにてご確認いただけます。
※こちらの商品は現在、在庫がありません。
次回入荷日は未定でございます。予めご了承ください。
高めの枕をお探しの方には
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18,800円(税込)
羽毛は世界有数の羽毛原産国であるポーランド産のグースを55%、ダックを45%使用しています(ダウン50%フェザー50%)。ダウンは復元力が高く、空気を含ませて整えることでふんわりと綺麗なシルエットを保つことが出来るので、仰向きや横向きなどさまざまな寝姿勢に合わせて優しくフィットしてくれます。
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18,000円(税込)
左右のゾーンは真ん中部分に比べ、やや厚みがありサポート力が強く設計されています。
首や肩に負荷がかかり、寝姿勢の崩れやすい横向き寝や寝返りの際にはこの左右のゾーンがしっかりと支えてくれます。また、上質なポリエステル素材を使用し、頭に触れる面には温度調整機能を持つシートを使用しているので、季節を問わず一年中快適な睡眠をサポートしてくれます。
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