2022.06.28
イタリアンラグジュアリーが堪能できる ポルトローナ・フラウ 創業110周年記念特別展を開催 110th記念モデルも披露
NEWS
本館1階 中央ホールでは、ポルトローナ・フラウ100周年の際にイタリア建築界の巨匠、ミケーレ・デ・ルッキの手により設立されたイタリア・トレンティーノにある「Poltrona Frau Museum」をモチーフとし、またイタリア本国監修のもと、「ポルトローナ」=“一人掛けの椅子”を表現する、ポルトローナ・フラウにとって特別な代表作の数々が展示されます。
また本館1階 ステージでは、ポルトローナ・フラウの創業110周年と、インテリア&デザイン誌「ELLE DECOR 日本版」の創刊30周年を記念する特別な展示イベントを開催。 会場構成を手掛けるのは、写真に糸やビーズで刺繍を施した作品をはじめ、映像作品、空間ディレクションから伝統芸能のプロデュースまで、多彩な表現活動で知られるアーティスト、清川あさみ氏。今回のインスタレーションでは、清川氏が自身のインスタグラムに掲載した写真のネガポジを反転させ、糸とアクリルで再構築したシリーズ「1:1」の作品をパネル化したものと、清川氏が選んだポルトローナ・フラウの数々のアイコニックなチェアが対峙する空間として構成されます。
1912年の創業以来、110年にわたりマエストロの伝統の手仕事と、‘Iconic Material (象徴的素材)’ である高級皮革Pelle Frau® レザーによるハイエンドなファニチャーをもとに、世界で活躍する多彩なデザイナー達の創造性を加えて常に進化しつづけてきたポルトローナ・フラウのイタリアンラグジュアリーの真価をご体感いただけます。
【イベント概要】
名称:特別展
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■ Poltrona Frau 100+10 × ELLE DECOR 日本版 30th with Asami Kiyokawa
Art and Masterpiece Chairs: A timeless sparkle「日常が煌めくアートと名作椅子の饗宴」
日時:2022年7月13日(水)~2022年7月26日(火)
会場:日本橋三越本店 本館1階 ステージ/中央ホール
110th Anniversary Event -Nihombashi Mitsukoshi-
110周年を祝うスローガン100+10は、ポルトローナ・フラウの最高品質のクラフトマンシップ、選択すべき素材としてのレザーの研究、そして世界の偉大な建築家のニーズを最も重要な国際公共空間プロジェクトに変換することで高い評価を得てきた最初の1世紀と、デザイン、ライフスタイル、サステナビリティに基づく起業家的ビジョンへの一貫した道筋を示してきた10年間です。
この10年間でポルトローナ・フラウは、インドアからアウトドアまで、家庭用、コントラクトファニシング、戦略的コラボレーションなど、200を超える製品を発表してきました。この数字は、製品開発への熱意だけでなく、ポルトローナ・フラウが単なる家具製造会社ではなく、ライフスタイルの創造者であるという新しい位置づけを証明するものです。
この度は、日本橋三越本店の本館1階 中央ホールにて特別展を開催。伝統を守りつつも進化し続けるポルトローナ・フラウを表現するにふさわしい会場となっています。
100周年の際にイタリア建築界の巨匠、ミケーレ・デ・ルッキの手により設立されたイタリア・トレンティーノにある「Poltrona Frau Museum」をモチーフとし、本国監修のもと、また、イタリア語で「ポルトローナ」=“一人掛けの椅子” を表現する、ポルトローナ・フラウにとって特別かつ象徴的な、数々のアイコンチェアが展示されます。
創業110周年記念モデル Archibald Limited Anniversary Edition 特別展示
ポルトローナ・フラウの創業110周年を記念してわずか110台だけ限定生産されたArchibald Limited Anniversary Editionは、スペイン・バレンシアを拠点に活動する現代アーティスト、フェリペ・パントンがポルトローナ・フラウを代表するアイコニックなアームチェア「Archibald(アーチボルド)」に新しい解釈を加えたものです。
ポルトローナ・フラウの伝統と手仕事のノウハウ、そしてストリートアーティストのオプティカル&デジタル言語が予想を超えて融合し、色彩が鮮やかに表現されています。
ポルトローナ・フラウが誇るPelle Frau®レザーのカラーパレットColorSphere®からインスピレーションを受けたフェリペ・パントンは、輪郭をぼかし、アームチェアの革の表面に命を吹き込むようなパターンを作り出しました。
革表面には大胆なパターンがプリントされ、ベースの金属脚はイリデッセント(玉虫調)の仕上げ。真鍮製プレートにはアーティストの署名と「ONE OF 110」の文字が刻まれています。
また、本製品には、環境への影響を低減するためにクロムを使用せず、持続可能性のある成分を使ってなめされた革新的レザー、Pelle Frau® ColorSphere® Impact Lessが使用されています。
シンプルなフォルムのバランスと時代を超えたエレガンスを持つ「Archibald」は、超モダンなスタイルへと変貌を遂げました。
Archibald Limited Anniversary Edition 【1台限り】
価 格:2,500,000円(税込)
サイズ:W830×D800×H750/SH410mm
【販売に関するお問い合わせ】
詳しくは以下リンクよりご確認ください。
Poltrona Frau 100+10 × ELLE DECOR 日本版 30th with Asami Kiyokawa
Art and Masterpiece Chairs: A timeless sparkle
「日常が煌めくアートと名作椅子の饗宴」
”歴史あるブランドならではの魅力的なレイヤーを作品と対峙させて可視化したい”
清川氏が自身のインスタグラムに掲載した写真をネガポジ反転させ、糸とアクリルで再構築したシリーズ「1:1」の作品をパネル化したものと、氏が選んだポルトローナ・フラウの数々のアイコニックなチェアが対峙する空間として構成されます。
清川あさみ氏コメント
「派手な仕掛けを表現するというよりは、椅子を芸術作品として扱い、椅子と私の作品が持つそれぞれのストーリーをセッションさせられたらと考えました。1枚の写真の背後にはその人の歴史があり、全て混じり合ってそこに結実している。『1:1』はそんな日常のレイヤーを表現した作品なので、椅子を擬人化し、『こういう日常を過ごしていそうな椅子はどれか』を考えて配置したいと思います」
Asami Kiyokawa 清川あさみ
1979年兵庫県生まれ。2001年に初個展、03年より写真に刺繍を施す作品制作に着手。以降ミクストメディアによるビジュアル表現を展開する。代表作に「美女採集」「TOKYOMONSTER」など。日本の伝統芸能の再生にも取り組む。
ポルトローナ・フラウの名作椅子と共演する「1:1」とは?
2016年に制作が開始されたシリーズ「1:1」は、清川氏本人のインスタグラムにアップされた画像のネガポジを反転し、片方のイメージは写真紙に、もう片方は縦糸だけを連ねた面に転写する手法で制作されます。
この二つのレイヤーを少し離して重ね合わせて見ると、角度によってネガティブとポジティブのイメージが競い合い、その時の記憶や心理の背景にあるものが複層的に表現されるというコンセプトを秘めています。
今回は本シリーズから複数の作品をセレクトし、高さ約2mに引き伸ばしたパネルとして加工。ポルトローナ・フラウの名作椅子と共に会場を彩ります。
(左)1月24日 H492×W492×D36mm 2016 (右)12月28日b H491×W491×D33mm 2018