INTERVIEW 社員インタビュー
(シニアエキスパート)
「人間通」であり続けるということ
シニアエキスパートとして心がけていることを教えてください
まずは、お客様に私自身を信頼していただくことを意識しています。お客様の前では常に冷静に、でも実際は礼節マナーやお客様に合わせたタイミング、伝える言葉の一言一句まで頭をフル回転させて対応する事を徹底しています。あとは常に一生懸命であること。真摯さ、一生懸命さはお客様の心動かすものであることを実感しています。
もっとも大切なことはお客様に笑顔で帰っていただく事です。そのために意識しているのは、お客様に興味・関心を持ち、想いに「共感」すること。自分を理解してもらえたり、こだわりに気づいてもらえると思わず嬉しくなりますよね。
「共感」を重ねていくと、お客様の潜在ニーズにたどり着き、想定外の商品のご提案につながることが多いです。その提案から商品をお求めいただけた時は、本当にお買い物を楽しんでいただけたんだなと感じ、とても嬉しく、私のシニアエキスパートとしての仕事の醍醐味になっています。また、1年で700件以上のお客様をご対応させていただきますが、必ずその1件1件を、入社したときの新鮮な気持ちで臨むように心がけています。
IDC OTSUKAの魅力を教えてください。
私の好きな言葉に「人間通」という言葉がありますが、これは他人の気持ちを的確に理解できる人のことを指します。当社でのコンサルティング営業では、お客様や周りの人の考えをいち早く察知して、想いを巡らせる力が必要です。つまり「人間通」であることが必要なんです。営業として一番大切な力を身につけられる環境がある事が一番の魅力だと感じます。
また、接客をしていると自分とは異なる価値観を持つ方や、さまざまな立場の方、普段の生活では出会えないような目上の方や一流の方をご対応することもあります。そんな方々とインテリア以外のお話をしたり、嗜みについてお話を伺うと学ぶことが多いです。
営業としてお客様から育てていただける環境は、当社でしか得られない唯一無二の魅力だと思っています。
これまでの仕事で忘れられない思い出はありますか?
長年お付き合いをいただいているお客様から、「あなたにしか任せられない」と大きな案件の依頼をいただいた事です。
取り扱いのある既製家具だけではなく、オーダーの家具やカーテン、カーペットまで、サイズやデザインなど様々なご提案をさせていただきました。お客様のお宅に出向き、取引先工場と打ち合わせを重ね、自分が考えられることやできることは全てやり切り、あしかけ2年で無事に納品が終えられました。
お客様にお喜びいただけたと共に、30人を超える方々が携わるいわば1つのプロジェクトのような案件で、改めて周りの人に支えられていると感じられた仕事でした。
今後のIDC OTSUKAについて和田さんの展望を教えてください
大塚家具事業が始まってから50年、「変えなかった事」と「変えようとした事」の両輪が大切だと感じています。
IDC OTSUKAでは日本や世界から選りすぐったインテリアを取り扱っています。価値のあるモノの価値をしっかりと伝える事で、それらの商品をお客様に提供してきた当社だからこそできる営業を大切にしていきます。人がお買い物をされる以上、そこには人が介在し、人と人との繋がりには「間」が存在します。ロボットではなく人でしかできない「間」を読むことのできる営業のプロフェッショナルとしてお客様に価値あるモノの価値を伝える事が当社の使命だと考えています。
また、私自身も現場から販売ではなく営業としてお客様から愛されるインテリアアドバイザーを育てていきたいと思います。
一方で、時代に合わせてお客様がより身近にインテリアを感じられるようなEC事業・ショールームのバーチャル化など、よりお客様に求めていただけるよう邁進します。
休日はどのように過ごしていますか?
仕事のモチベーションを保つためにも、ONとOFFのメリハリは大切にしています。
5日間集中して仕事をするために、2日間の休みには目一杯寛ぐようにしています。また健康を考えて就寝時間を決めて、しっかりと睡眠を取るようにしています。
就職活動生へ一言
楽なことと大変なことがあったら迷わず大変なことを選んでください。
働くうえでも楽な選択肢ではなく大変なことを選んでいる人は、それだけ経験を積んでいて、人としてとても魅力的な方が多いです。
就職活動も大変ですが、後悔せず望まれる企業に就職されることを祈っています。