EDUCATION 研修制度
レベルアップをサポートする
研修制度
質の高いコンサルティングを行うために、大塚家具のアドバイザーには、素材、構造、仕上げといった商品の特長から、インテリアの歴史や様式、スタイリングの技術、建築図面の読解、アフターメンテナンスの技術まで、インテリアに関する幅広い専門知識が求められます。
大塚家具では、配属先でのOJTを中心に、能力の向上や知識の体系化のための独自の研修プログラムを整えています。また、トータルスタイリングやカラーコーディネートなど、経験や実力に応じて受講できる総合的なプログラムを設けています。
さらに、ショールームのマネージャー、管理職、営業サポート部門、本社各部門、サービスセンター、工房スタッフ等においても、日々の実務に必要な知識の習得をはじめ、社員自身の向上心を高め、その熱意を応援する体制を整えています。
入社前研修(内定後~入社まで)
内定後、内定者同士の交流と企業理解を兼ねて『ショールーム見学会』を実施しています。
当社で活躍するインテリアアドバイザーが店内を案内し、就職活動中に実施していた「お客様目線」での楽しみながらの見学にプラスし、「働く場」として店内の構成や商品の価値について学んでいきます。
当社は、自社で仕入・在庫・検品・配送を行っていますが、この見学会では就職活動中には見られない物流の世界に触れることができます。商品の運び方や検品などの業務体験を通じ、お客様にもとに商品が届くまでの流れがイメージできるようになります。
ビジネスマナーや敬語など、社会人としての基礎を学んでいきます。この研修をきっかけに、自分自身の課題を認識し、学生から社会人になるためのマインドセットを形成していきます。
1Day研修や課題の復習に始まり、会社の知識や当社の強みへの理解を深めるとともに、ビジネスパーソンとしての心構え、インテリア業界の知識など幅広い内容を学んでいきます。
入社後研修
この研修では、はじめてインテリアアドバイザーとしての基本的な知識である家具の構造や素材について、実際に商品に触れながら学び、『価格に見合った価値』を少しずつ理解できるようになります。また実践的な商品販売から配送の流れについても学ぶことで、入社後の実際の業務イメージが掴めるようになります。
入社後は3か月にわたるOJTを中心とした配属先研修を行います。一通りの商品知識やインテリアの知識、基本的な業務の流れについて、座学や実践研修で学んだことを実務経験に落とし込み定着させていきます。
61,000種にも及ぶ幅広い商品をお客様のニーズにあわせて提案していく為に、各事業所ではブランドやアイテムごと、また新商品の勉強会が随時開催されています。場合によっては、ブランドやメーカーの方を招いて、勉強会を開催していただく事もあります。
また、サービスセンターや本社のスタッフにおいては、各々に求められる業務スキルが異なる為、仕事内容に応じてさまざまな内容の勉強会を実施しています。
ショールームに配属となった社員は、インテリアの提案に必要な専門知識を身につけるため、定期的に集合研修を行ない2年~3年かけてインテリアのプロフェッショナルを目指します。その内容は、コンサルティング営業に必要な各種知識・スキルを中心とした広範囲なものです。
例)「図面の見方」や「顧客の要望やお部屋の形・広さに合わせたレイアウト手法」「色彩計画」「カーテン・照明計画」「建築構造」「購買心理」「クレーム対応」「住宅産業の知識」「競合の知識」
中堅社員を中心とした研修で、各事業所からの選抜メンバーで行います。インテリアのプロ・接客のプロとしての意識改革や、お客様に対し、より高い次元でホスピタリティを発揮するためのヒアリング力の強化、「個」から「チーム」、「事業所」へと意識を広げ、成長を促す研修です。
「スリープアドバイザー」「整理収納アドバイザー」「エルゴノミックアドバイザー」「飛騨の家具®検定」など、より専門的なアドバイスをするために必要な資格取得を目指す研修や、「マーケティング」「貿易実務」「ITリテラシー」「コンプライアンス」など、担当職務の知識・スキルの向上を図るために各セクションの選抜メンバーが受講する外部セミナーがあります。
世界中の最新家具が集結する世界最大の家具見本市「ミラノサローネ」や「ケルン国際家具見本市」の視察を通し、最先端のトレンドを知ることができます。コーディネート力を向上や、商品開発に活かしていきます。また、世界トップブランドの工場見学で自社で取り扱うブランドや商品の自信を再認識することができます。
マネジメント研修
複数の部下を持つチームマネージャーになった場合は、チームマネージメントに関する研修が始まります。
部下の指導や、チーム運営、チーム力強化などのマネージメントスキルを学ぶ「マネージャー研修」でより高い管理スキルを学んでいきます。
管理職になった際は、求められる成果や責任も一般社員より大きくなり、それに伴う知識も幅広く高度なものとなります。管理職研修では、コンプライアンスや各種法律の理解、高度なマネージメントスキルなどの幅広い知識の習得に加え、大人数を率いる責任や心構えも学んでいきます。
社内試験
IDC試験
年に1度、基本的な会社の知識、それぞれの担当業務に必要な知識、一般常識等の習得度・理解度を図る試験を実施しており、人事考課などの評価に反映しています。
店舗で接客に従事する社員向けの「営業編」、営業をサポートする管理部門社員向けの「業務編」、サービスセンターで各業務に従事する社員向けの「流通編」、管理職向けの「管理職編」を運用しています。
社内認定資格制度
IDCインテリアプロフェッショナル制度
高度な専門知識と技術を備えたアドバイザーの育成を目指し、社内資格制度「IDCインテリアプロフェッショナル制度」を2002年から発足しています。
商品知識、コンサルティング能力など、さらに高いレベルでお客様の期待にお応えできる、大塚家具ならではの真のプロフェッショナル「IDCインテリアスタイリスト」の育成に努めています。
年に一回の社内試験にて基準以上の点数を取り、かつ入社3年目以上で一定の営業実績を納めている社員のみが「IDCインテリアスタイリスト」になることが出来ます。まさに「IDCインテリアスタイリスト」はプロフェッショナル中のプロフェッショナルといえます。