床・壁・家具の
デザイン、色をチェック
カーテンを選ぶときには、まずご自宅の床・壁・家具のデザインや素材、色などをチェックしておくのがおすすめです。
床や壁の色と同系色のテキスタイルにするのか、アクセントとなるようなカラーや柄のテキスタイルにするのかなど、すでにあるインテリアにどのようにコーディネートするかによって、お部屋全体の印象が大きく変わります。
インテリアの印象はカーテンの
色の濃淡で大きく変化
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淡いカラー
壁・家具・カーテンを明るい色味に統一すると、開放的で広々とした印象のインテリアにすることができます。柄付きテキスタイルの場合は、柄も白やアイボリーなどの明るい色だと、壁に同化しやすく、圧迫感のないコーディネートとなります。
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濃いカラー
濃い色味のカーテンにすると、窓辺が協調され、インテリアのアクセントとすることができます。お気に入りの柄が描かれていれば、絵画を飾っているかのように、カーテンを楽しむことができます。
ドレープの種類
生地の色・柄
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無地
無地のテキスタイルは、色や素材感を楽しめるテキスタイルです。壁に近い色味のカーテンは部屋を広く見せる効果があり、アクセントカラーとなるような色味であれば空間を引き締める効果があります。テキスタイルの素材感を強調するようなヒダをたっぷりと取ったスタイルもおすすめです。
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柄付き
プリントや刺繍で柄を描いたテキスタイルです。背景と同色で柄を描いたものや、さまざまな色を使って柄を描いたデザインまで、豊富なテイストの柄付きテキスタイルをご用意しています。鮮やかなデザインのテキスタイルは、それだけでアートを飾ったようにインテリアを彩ってくれます。
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明るい色
白やアイボリー、パステルカラーなど明るい色味のテキスタイルは、壁の色に近いため、インテリアを広く見せてくれる効果があります。柄付きのテキスタイルも明るい色味のものは、壁に同化しやすく、開放感を残しつつ柄のニュアンスを楽しむことができます。
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暗い色
ブラウンやネイビー、バーガンディーなどの暗い色味のテキスタイルは、壁の色との対比により、インテリアのアクセントとしてお部屋を彩ります。しっとりと落ち着いた印象にされたい場合、おすすめなカラーです。
ヒダの倍率
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2.0倍ヒダ
レギュラーカーテンの一般的な仕様です。レールに対し、約2倍の生地を使用し縫製しています。
※写真は縫込み式フック -
2.3倍ヒダ
生地をたっぷり使用したデラックス仕様です。ヒダ山と谷の深さが強調され立体感のある仕上がりです。
※写真は縫込み式フック -
1.5倍ヒダ
ヒダのボリュームを抑えたゆるやかな仕様です。ヒダ山の間隔が広いのでゆったりとした印象になります。
※写真は差し込み式フック -
フラットカーテン
ヒダを寄せないシンプルな仕様です。フラットな仕上がりで柄をはっきり見せたい場合におすすめです。
※写真は差し込み式フック
レースの種類
生地の色・柄
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無地
無地のレースはシンプルなテキスタイルなので、厚手のドレープ生地を際立たせてくれる名脇役です。外の景色を程よく楽しめる透け感のある生地や、遮熱やミラー効果など機能性のある生地まで、さまざまなバリエーションの中から暮らし方に合わせて選ぶことができます。
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柄付き
プリントや刺繍で柄がデザインされた柄付きレースは、日中レースを閉じているときも、デザインを楽しめるタイプです。刺繍タイプは、レースが日の光を通すことで、柄部分が際立ち、美しくインテリアを彩ります。
機能で選ぶ
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遮熱
夏は日中に室内の温度上昇を抑え、日焼けの原因となる紫外線をカット。冬は窓からの冷気を遮断し、室内の保温効果を高めます。
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ミラー効果
鏡のように太陽光を反射させ、外から見えにくくするミラー効果。外の景色は適度に見えながらも、室内のプライバシーを守ることができます。
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防カビ効果
防カビ効果のある薬剤を生地に塗布することで、カビ菌の増殖を抑えることができます。結露の多い窓におすすめの機能です。
裾のスタイル
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ウェイトテープ仕上げ
チェーンタイプの重りを生地の裾に巻き込む仕上げ。生地の折り返しがなく、すっきりとした印象になります。
※適さない生地もございます。詳しくはご相談ください。 -
折込みウェイトテープ仕上げ
裾を補足袋状にし、内部に重りを流しいれた仕上げ。目の大きなレース生地に適しています。
※適さない生地もございます。詳しくはご相談ください。 -
三つ折り仕上げ
最も標準的な仕上げです。10cm前後、裾をダブルで折り上げてミシンで縫製するので、高い強度が特徴です。
デザインの種類
吊元のデザイン
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ハトメ
「ハトメ」とは布や革などに紐を通す丸い穴や、打ち付ける金具のこと。ヒダ山のないフラットな生地に、一定の間隔でハトメを打つスタイルで、ゆるやかなウェーブを楽しめます。
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ギャザー
特殊な芯地を使用して、細かいヒダを寄せたギャザースタイルは、程よいボリューム感と柔らかな印象が特徴です。
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パイプ通し(カフェカーテン)
カーテン生地の上部に輪をつくり、横に渡したポールなどに通すスタイル。ギャザーのようにフェミニンで柔らかな印象です。
ボーダーのデザイン
レギュラーカーテンをはじめ、レースやシェードなどに気軽に取り入れられるボーダースタイルは、位置や幅を自由に選ぶことができ、簡単にオリジナルデザインカーテンをつくることができます。無地のファブリックだけでなく、柄と柄組み合わせたり、2種類以上のテキスタイルを重ねたりと、アレンジも自由自在です。
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Z型
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L型
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I型
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逆L型
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U型
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N型
シェードスタイルのデザイン
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プレーンシェード
フラットな生地を柔らかくたたみ上げる、最もシンプルなタイプです。生地の持つ素材感や風合い、柄が映えるスタイルです。
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ツインシェード
1台の器具で前後2枚の生地をそれぞれ昇降できるタイプです。ドレープとレースを1台にまとめる場合におすすめです。
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シャープシェード
ファブリックの裏側に等間隔にアクリルのバーを入れたタイプ。直線的なラインを強調したデザインはスマートでモダンな印象です。
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バルーンシェード
風船のように膨らみながらたたみ上がる、ふっくらとしたデザイン。丸みのあるシルエットが空間を優美な雰囲気にしてくれます。
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オーストリアンシェード
横方向に細かなタックを入れたデザイン。窓辺にさざ波のような柔らかな曲線を描きます。ゴージャスな雰囲気の伝統的なスタイルです。
※写真はフリル付き -
ルースシェード
ゆったりとした大きめのアーチを描く、柔らかな印象のデザイン。バルーンよりもゆるやかな曲線なので、モダンスタイルに合わせてもすっきりまとまります。
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シェルシェード
裾の中心より上部へたくし上げるデザイン。生地が幾重にも重なるデザインは、窓辺を上品に演出します。
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ピーコックシェード
クジャクが羽根を広げたときのような美しさを持つデザイン。生地を窓の上部へ上げることによって、美しい半円を描きます。
窓サイズ別おすすめ
シェードデザイン
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掃き出し窓や腰窓など横長の窓には、裾のウェーブが山なりに連なるデザインがおすすめ。
■例えば・・・
バルーンシェード、オーストリアンシェード、ルースシェードなど -
飾り窓のような縦長で幅が小さい窓には、裾のデザインが特徴的なシェードがおすすめです。
■例えば・・・
ピーコックシェード、シェルシェードなど
レギュラースタイルのデザイン
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センタークロス
中心から生地を分け、左右に少し弛みを持たせたデザイン。ヨーロッパではスタンダードなスタイルです。
※写真はフリル付き -
クロスオーバー
合わせの中心をずらして重なりを持たせたスタイル。ボリューム感のあるデザインが窓周りを華やかに演出します。
※開閉はできません。
※写真はトリム付き -
セパレート
出窓や開閉のない窓の持ち味を活かし、小さな窓も表情豊かに演出できます。フリルやトリムを付けるとよりエレガントな仕上がりになります。
※開閉はできません。
※写真はフリル付き -
アーチ
裾をアーチ状にカットしたスタイル。腰窓や出窓などの小窓と相性がよく、ロマンチックでクラシカルな印象になります。
※開閉はできません。
※写真はトリム付き -
M型スカラップ
「スカラップ」とはホタテ貝のことで、裾部分を貝殻のようなデザインにカットしたスタイル。流れるような曲線が印象的です。
※開閉はできません。
※写真はマクラメ付き
オプション加工
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ウェーブ加工(有料)
きれいなヒダが出にくいハリのある生地に、熱でセットするウェーブ加工を施すと、ヒダの揃った美しい仕上がりになります。
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遮光裏地加工(有料)
遮光ではない生地でも、遮光裏地か赤穂をすることで、光を遮断し、省エネ効果も期待できるようになります。
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共布タッセル加工(有料)
カーテンと同生地でタッセルをつくることができます。トリムなどを付けてアレンジも楽しめます。
※写真はトリム付き -
くるみボタン加工(有料)
カーテンに同生地でくるんだボタンを付けることで、壁にふさかけ金具を取り付けることなく、タッセルでカーテンを束ねておくことができます。
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防炎加工(有料)
消防法により、総高31m以上のマンションでは、防炎加工のカーテンを使用することが定められています。選んだ生地が防炎タイプではない場合でも、後防炎加工が可能です。
※適さない生地もございます。詳しくはご相談ください。
ブラインドの種類
ブラインドのデザイン
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ウッドブラインド
豊富なカラーバリエーションと素材感が魅力です。木の風合いが洗練された高級感のある空間を演出します。
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ブラインド
シンプルなデザインと機能でお部屋の光を自由に演出することができます。角度調節で外からの気になる視線を遮ることができます。
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バーチカルブラインド
布などでつくられた帯状の羽根を垂直に並べ、左右に開閉するタイプ。羽根を回転することで日差しや視線をコントロールすることができます。
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プリーツスクリーン
美し光のシルエットが、優しい雰囲気をつくりだします。調光機能にも優れ、リビングから和室まで幅広くコーディネートすることができます。
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ロールスクリーン
プレスの利いたフラットな生地を上部に巻き取り昇降させるタイプ。たたみ上げた時の分量も少なく、開口部がすっきりとするのが特徴です。
関連アイテム
吊元を飾るバランス
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箱ヒダ
箱のような形のヒダが連なったデザイン。すっきりとしたデザインながら、ヒダによる印象的な窓辺を演出できます。
※写真は表箱ヒダ -
プレーン
生地をフラットに張ったデザイン。裾のカットが数種類あり、フリンジなどを付けてアレンジを楽しむこともできます。
※写真はストレートカット・ボーダー付き -
ギャザー
上部に幾重にもヒダを重ね、スカートのように生地に動き持たせたデザイン。女性らしい柔らかさが魅力のスタイルです。
※写真はドレープ・レースダブル仕様 -
スワッグ&カスケード
ハイクラスのホテルのような、格調高く美しい窓辺を演出するデザイン。生地をたっぷりと使い優美で気品ある窓辺を叶えます。
※写真は3スワッグタイプ・トリム付き
インテリアを引き締める
アクセサリー
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タッセル
カーテンをまとめてとめておくためのタッセル。房が付いたボリュームのあるものや、クリスタルがあしらわれたものなど多様なデザインがあります。
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トリム
カーテンの端やオーダークッションの縁などを飾るトリム。デザイン豊富なので、生地の雰囲気やインテリアに合わせてセレクトできます。
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ふさかけ金具
タッセルを掛けるための金具。小さいながら白い壁に映えるので、ワンポイントのインテリアアクセントとして楽しめます。
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装飾レール
装飾レールはインテリアのアレンジをしにくい天井付近のスペースを演出するのに最適です。レールを見せるカーテンスタイルがおすすめ。
オーダーファブリックアイテム
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クッション
オーダークッションならカーテン生地と共布にしたり、既製品にはないようなデザインにしたりと、コーディネートを楽しむことができます。
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ファブリックアートパネル
額となる下地材にセレクトいただいた生地を張り、絵画のように飾ることができるアートパネル。サイズオーダーができるのもポイントです。
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テーブルランナー
テーブルの中央などに敷き、ダイニングを彩るテーブルランナー。先端のデザインをアレンジしオリジナリティーを演出できます。
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ランチョンマット
フレンジやボーダーを付けたり、サイズも自由にアレンジできます。季節だけでなく、食器や料理に合わせたオーダーもおすすめです。
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チェアクッション
ダイニングチェアやベンチの座面に置くチェアクッションは、椅子の形に合わせてオーダー可能です。汚れたらクリーニングできるので安心。
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ベッドファブリック
ベッドスプレッドやベッドスカート、ベッドスローなど、ベッド周りを彩るさまざまなファブリックアイテムのオーダーが可能です。